スマートウォッチを買う

ロードバイクを購入してから,自転車でどれだけ走ったかを計測するために,性能の良いサイクルコンピュータか,スマートウォッチが欲しいな…と思うようになりました。そこで自分で調べていくうちに,ずっと身につけていられて,日々の活動も計測してくれるスマートウォッチの方が欲しくなりました。なかでも,GPS機能が優れていて,時計が常時表示されており,日々のストレスなども測定してくれるという点から,Garminのスマートウォッチに惹かれ,比較的安価な「vivoactive3」という種類を買うことに決めました。それでも私にしては大奮発でした。購入して半年ほどたちましたが,やっぱり買ってよかったと思うので,よいところを書こうと思います。

私は今までチープカシオの黒色をつけていたので,新しい時計は白色にしました。

光学式心拍測定機能がついているので,時計の裏側は緑色の光が発しています。

充電はUSBケーブルで行います。GPS機能を長時間使うと,結構消耗が激しいです。私は毎日風呂前などに充電しています。


運動の計測

私が最も期待したのが,自転車やジョギングなどの運動をした際に,走ったルートを記録してくれる機能でした。自分がどんな道を走ったかがわかるのはおもしろいし,後から「今日はどの道を走ったのかな?」「次は違う道を走ってみよう」とルートを考えるときにも便利です。

vivoactive3の場合は時計の横についているボタンを押すとアクティビティの画面に切り替わるので,そこでどの運動をするかを選択すると,GPSを受信し始めます。準備完了の画面になり,もう一度横のボタンを押すと,運動を記録し始めます。

時計をつけて運動するだけで,自分が走ったルートが地図化されるだけでなく,心拍数も記録され,どんな強度で運動を行ったかも知ることができます。時計はスマートフォンやPCのアプリと連動しているので,それらの端末から詳しい情報の確認ができます。

以下は,柳谷道をサイクリングした時の計測をスマートフォンで表示させたものです。運動した時間,距離,カロリーと地図が表示されます。

他にも,スピードや高度,心拍数がグラフ化されて表示されるので非常に見やすくてよいです。


日々の活動の記録

運動だけでなく,歩数や階段の昇り降り,睡眠量やストレスといった,日々の活動も記録されます。自身で入力することで,体重や月経周期も記録に残していく事ができます。睡眠量を記録するには,寝るときにも時計をつけたままにしていなければなりません。私は時計をつけて眠る習慣がなかったので,気が向かないときは外して寝ています。

ストレスは,やっぱりイライラしたり悩み事で悶々としたりしていると高くなり,落ち着いていると低くなるようです。あと,私の場合は酒に弱いためか飲酒後にも高くなっています。

この日はほとんどストレスなく過ごす事ができました。


応援してもらえる

一日を過ごす中で,歩数や昇降目標を達成すると,「ゴール」という画面に変わって祝ってくれます。下の画像では見えにくいですが,トロフィーの背後で花火が上がっています。


バッジがもらえる

様々な条件を達成すると,バッジがもらえます。最初は「プロフィール画像を設定する」とか「三日連続で歩数目標を達成する」といった簡単な条件ですが,あらかた獲得しやすいバッジを取ってしまうと,がんばって難しいバッジに挑戦しなければなりません。「ゴールデンウイークに運動する」とか季節的な条件もあって,私には運動するためのよい動機付けになっています。


便利!未来の時計みたい

他にも,Bluetoothで繋がっている範囲にスマートフォンがあれば,そこに来たメールや着信を教えてくれる機能もあり,時計の画面から本文の確認もできて便利です。アラーム機能では,起床時刻を設定すれば,バイブレーションで起こしてくれます。音みたいにうるさくないので私には合っていると思います。けれど,私は就寝中に無意識に時計を外していることもあるので,大事な日は目覚まし時計を併用しています。いろいろな機能があって,なんだか未来の時計みたいですごいなぁと思いながら使っています。

購入から半年ほど毎日使っていますが,今まで故障もなく,とても満足しています。最後にいくつか気になったことだけ挙げておきます。

  • 自転車旅行の際は,この充電ケーブルを持っていかないといけません。ライトやスマートフォンなど充電の必要がある物は多いと思いますが,それ以外にも充電するものが一つ増えてしまいます。
  • 家のネコが一度机に置いてあった時計を落とした時,画面に貼っていた保護フィルムがバキバキに割れました。やはり画面保護のためのフィルムは張っておいた方がいいと思いました。
  • 最近上昇下降階数がうまく記録されないことがありました。公式サイトでは「時計の裏側にセンサーがあるので,時計を軽く水洗いなどしてきれいにしてやると直る」とありましたので,その通りにしたら直りました。

高い買い物でしたがとてもよい買い物だったと思います。身体を動かすのがより楽しくなりました。

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