外に出て自転車に乗ると、この日は快晴で、空には絵の具を刷毛で刷いたように薄く巻雲が広がっていました。北風が強い日が続いていたので、日差しが暖かく、とても走りやすく感じられました。あまりにも気持ちがいいので、すこし、遠くまでサイクリングをしようと思いました。桂川サイクリングロードを通って、八幡の上津屋橋まで走ることにしました。

御幸橋から木津川を眺めると、桜の木々が紅葉を始めていました。サイクリングをしている方もたくさんいました。いつもは素早く足を動かしながら地上を走っているイメージのある鶺鴒も、チチッと鳴きながら高いところを飛んでいたので、鶺鴒にとっても、とても気持ちの良い日だと感じられているのかもしれないな、と思いました。また、小さいイタチが茂みの中に逃げ隠れる後ろ姿も見られました。イタチをみつけられると、ラッキーな気持ちになります。

上津屋橋につくと、10月下旬の台風によって流された橋げたは、まだそのままでした。ここで休憩のため、やわた流れ橋交流プラザ四季彩館に立ち寄りました。

 

この日は閉館日だったためか、私のほかに自転車を止めている人はいませんでした。自販機で110円のココアを買って飲みました。いつも、ここに立ち寄って暖かいココアを飲むことを楽しみにしています。

流れ橋付近の紅葉は、だんだんと緑から赤に変わっていく途中でした。あたたかな日差しの中でのんびりと走ることができて、うれしく思いました。往復で約40kmのサイクリングになりました。

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