❄2日目❄

2日目の朝は早起きして,ホテルの周辺を30分だけジョギングしました。

雪が降った後なので,滑って転ばないよう,濡れていない道を選んで走りました。

旅先でのジョギングは初めてでした。寒かったですが,とても充足感があり,なんだか有意義に一日をスタートできそうな気がしました。

朝食はホテルのバイキングでとりました。

私の好きなかぼちゃのおかずがあったので,おかわりしました。かぼちゃのスープもあって,うれしかったです。

❄苫小牧へ向かう❄

この日は,父親が太平洋側の海でサーフィンをする予定であったので,車で苫小牧方面へと向かいました。道中の山道は雪景色でした。

こんなに雪深い山道を走るのは初めての経験で,気分が高揚しました。父親は慎重に運転していました。

山を下り,支笏湖付近に来ると,雪も少なくなってきました。

山々に囲まれた支笏湖は,雄大で荘厳な印象を受けました。

とても美しい所だったので,いつか新緑の季節に自転車で走ってみたいと思いました。

支笏湖から苫小牧へ続く国道276号線は延々とまっすぐ続いていく道で,非常に北海道らしく感じました。こういう道は,自転車だと些かしんどいかもしれません。

苫小牧市に入り,父親が事前にサーフポイントとして調べていた厚真という町へ向かいました。サーフショップに立ち寄ってボードを借り,浜厚真海浜公園に到着しました。

❄自転車で厚真を散策❄

父親がサーフィンをしている間,私は自転車で周辺をぶらぶら散策することにしました。

海浜公園の近くの線路沿いには,無人駅の浜厚真駅がありました。

私は無人駅を見たのも初めてでした。少しうらぶれた感じがあったので,最初は廃線かと勘違いしてしまいました。

また,厚真ではたくさんの牛に出会いました。まず出会ったのは黒色の牛です。

牛たちは道路に隣接する草原でのんびり草を食んでいました。こんなに近くで牛を見られて驚きました。

次に出会ったのは,この牛の看板にあるような,白色と黒色のまだらの牛です。

こちらの牛たちは牛舎で飼われているようでした。

大人の牛たちは牛舎の中にいるようでしたが,子牛たちが別に小さな小屋にいる様子を,近くで見ることができました。

子牛の近くにはそのエサを狙う?カラスの姿もありました。子牛の方も,こちらを伺っているように見えました。

周りには地平線まで見渡せる広大な平原が広がっていました。

土地も空も広くて,とても伸びやかな気持ちになりました。

広大な景色の中を走れるのは,北海道の醍醐味だと感じます。こんな広々としたなかで暮していたら,きっと気持ちも広々とするのじゃないかなぁ,と思いました。

最後に,厚真の道の駅にも立ち寄ってみることにしました。

店の外には干物が並んでいました。入店すると,お店の方が大きな煮干しの干物を試食させてくださったので,それをお土産に買って帰ることにしました。

1時間半くらい散策をして,少し体も冷えてきたので,父親がサーフィンをしている海岸に戻ることにしました。戻ると父親はまだ海に入っていたので,先に自転車を解体しておくことにしました。ビュービューと浜風が吹き付けるなか,寒くて手がかじかみながらも,なんとか自転車を収納することができました。

厚真で走ったコース

父親も海からあがり,帰りの飛行機に乗るために千歳空港へと向かいました。私は身体が冷え,お腹もぺこぺこだったので,途中でラーメン屋さんに立ち寄りました。

念願の味噌ラーメンを食べることが出来ました。しかも贅沢にバターとコーンのトッピングにしました。北海道のラーメンは麺がしっかり,もちもちしていました。とっても美味しかったです。お腹も満たされたので,レンタカー屋さんでレンタカーを返し,千歳空港へ向かいました。

千歳空港のお土産物屋さんはかなり広くて,迷子になりそうなほどでした。たくさん歩き回ってくたびれたので,ソフトクリームを食べました。

北海道のグルメも楽しむことが出来て,よかったです。

帰りの飛行機でも,キットカットとコーヒーをだしてもらえました。

私のデジカメでは撮影が難しくてブレブレですが,機内からの夜景も美しかったです。

1日目の札幌から小樽までの自転車旅は本当に大変でしたが,北海道に自分の自転車を持って行って,実際に走ることが出来たのはとてもよい経験になりました。今度は暖かい季節に行ってみたいです。

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